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2005年6月27日 (月)

箱根ミステリーツアー2:強羅花■VS.富士屋ホテル

ツアー2日目。私は朝からとっても不機嫌。昨日、登山電車から降り立ったときのすがすがしい気分は微塵もありません。なぜなら……またしてもダンナに一杯喰わされた!からです。
この箱根ツアーが決定した際ダンナに宿の希望を訊かれ、「強羅花壇か富士屋ホテル!」と即答した私。1泊だから豪遊できると思ったんですね。この駄目もとのリクエストが聞き届けられたのかも、昨日の山手線内で話題になりました。
「で、宿は強羅花壇……は無理だったのかな、やっぱり?」
「や、強羅花壇だよ」
やったー、ついに憧れの強羅花壇に泊まれるのね! と胸を膨らませながら強羅駅に降り立った私。しかしダンナは強羅花壇とは反対側に歩き出してゆく……不審に思いつつも後に続き、ケーブルカー1駅分の坂道をのぼって。着いたのは、「強羅花■」という保養所でした。
「え、似たようなもんじゃないの?」とダンナ。ぜんっぜん似てないよ!
それだけならまだ良かったんですが。この宿、ご飯が激マズだったんです。旅サークルのメンバーさんたちが夜のあじさい電車に誘ってくれたのを、「宿のご飯に間に合わないから……♪」とお断りしたのに。豪華一流懐石だと思っていたのに。なぜ私、マヨネーズと柴漬けにまみれた創作料理をつついているんでしょう? というわけで、急転直下不機嫌モードに突入した私と、柴漬けでおなかの調子がおかしくなってしまったダンナ。なーんの会話も交わさず即効消灯・就寝したのでした。
2日目の今朝になって。暗黙の了解のうちに“今日は美味しいものを食べよう!!”と、ガイドブックをめくる二人。観光スポットなどはすべて無視、眼が追うのはグルメ情報だけ……。結局、ちょっと反省したらしいダンナの提案で、富士屋ホテルのメインダイニングでフルコースランチを食べることにしました。

食前の腹ごなしに、富士屋ホテルのある宮ノ下までで歩いてゆくことに。途中、ほんものの強羅花壇の前で、「次回は絶対強羅花壇に泊まる」とダンナに約束させ、少しずつ機嫌が直ってきた私。天気は良く、風は涼しく、1時間半のお散歩を楽しむことができました。そして富士屋ホテルに到着。ランチの前に館内とお庭を散策。その後日光東照宮を思わせるメインダイニングに案内され、いざ!ランチです。
創業時からの伝統的フレンチ、ということで結構重い料理かも……と想像していたのですが。前菜のマリネから箱根虹鱒の丸焼き、目玉のビーフカレーにデザートまで、量のバランスもよく、奥行きのある味でありながら胃にもたれるような重さはまるでなし。ダンナも卵入りトマトスープやハンバーグの手のかかった味に満足そうです。そしてホームメイドのパンも絶品! “外国人保養地として鍛えられてきた老舗”ならではの底力を感じるランチでした。
食後のコーヒーを飲みながら、ダイニングの格子天井を鑑賞。そして考えたことは。
毎日仕事の後におうちでご飯を作る私としては、旅行の価値は、やっぱり食事で決まります。自宅ではありえない優雅な雰囲気で、自分では作れない手のかかった美味しい食事を食べること。それが満たされて、はじめて「景色が良かった」とか旅行らしい感想に意識がゆくのです。1メシ2ヤド3ケシキ。花より団子と笑われようとも、毎日頑張って働いてる女性なら、程度の差こそあれこれが真実だと思います。世のだんな様は、家族旅行を計画する際にはこのルール、思い出して欲しいです。
大満足の食事を終えた後は、宮ノ下駅から登山電車で箱根湯本へ。駅前をぶらぶらお散歩した後、季節限定の和菓子をお土産に一路東京へ……東海道線の中、「いい旅行だったな」とつぶやく私。いわゆる”観光”らしいことは何一つしませんでしたが、怒涛の6月の疲れを癒すことができました。これからも時々はこんな時間を持ちたいな。
……でももう2度と、ダンナに任せきりにはしないぞ!(笑)

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